HOUSE,TECHNO,TRANCEが聞きたい?BEATPORTはそんな四つ打ちが好きになったあなたに最適です!

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はじめに

今回はエレクトロニックミュージックを配信している、『Beat Port』についてどのようなサービスなのかをまとめてみました。

当たり前のようなことも書いてはいますが、『Good Point』と『Bad Point』と二つに詳しく分けているので、イマイチBeat Portに踏み切れないビギナーの方にとってはきっと役に立つと思います。

これを読めば『Beat Port』というサービスを深く知ることができるので、ぜひお付き合いください。

『四つ打ちの音楽を集めるなら…』と、よく聞く『Beat Port』とは何?

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簡単に言えば『Beat Port』とは、エレクトロニックミュージックを専門に、それらのあらゆるジャンルを網羅して販売している音楽配信サイトです。

Beat Portは2004年にアメリカのデンバーで設立され今日に至っており、大きく簡単に言ってしまえば『DJとDJ界の発展のために音楽を集め提供する』という理念の元に活動されています。

Beat Portは日本ではなくアメリカのサイトということもあって、標準時が日本とは違い時差が生じています。

この時差は日本とは15時間遅れることになり、『期間限定』という形のセールではこの点を意識することになるので覚えておくといいでしょう。

曲に関しては、本当にエレクトロニックミュージックをほぼ網羅するほどのジャンルで埋め尽くされています。

反対に言えば、例えばロック、クラシック、ジャズなどの曲は全くなく、あくまでエレクトロニックミュージックに特化されています。(有名な曲をエレクトロニックミュージックにリミックスされたものはあったりする)

したがって、一般的なポップスのアーティストだったりすると、BeatPortへの提供はしていない場合が多いです。

ただ、そうは言いつつもBeatPortは、世界中のエレクトロニックミュージックのアーティストの曲が集まっており、それらの曲とは一期一会的な出会いになることも多いため、ファンなら大満足できるサイトになっています。

その理由は、『自分で好みの音楽を探す』という、とても楽しい旅ができるからに他なりません。

一般的なポップスなどを聞く場合、おそらくどこかですでに聞いて購入する場合の方が多いはずであり、自ら新しい音楽に触れようとするようなことはYouTube以外では少ないと思います。

ところがBeatPortの曲はどこかで聞くというようなことはほぼありません。

なぜなら、正にそれがエレクトロニックミュージックという存在であり、極論を言ってしまえば世間から見ればマイナーだからです。

そうしたこともあり、BeatPortを利用する場合、好みの曲を探すということが不可欠になり、それ自体が楽しみの一つになってくるわけです。

好みの曲を探すにはそれなりに時間を要してしまいますが、そういった楽しみもBeatPortの特徴の一つだと言えます。

そして、何より自分の好みの曲が見つかった時は本当に嬉しく、自分と同じ感性の持ち主が世界にもちゃんといるんだという世界に対しての実感が湧いてきます。

これはちょっと不思議なんですが、つまり、自分と世界の距離が何だか縮まったように感じられるわけです。

この感覚こそがBeatPortというサイトの最も大きな魅力だと私は考えています。

Good Point1 とても多くのジャンルがあり、『好みの曲』を見つけやすい!

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2019年現在、BeatPortに登録された曲は31個ほどの細かいジャンルのどれかに分けられています。

ここまで分けられると、正直ビギナーだと何がなんだかさっぱり分からないと思います。

しかし実を言うと、これは最初からここまでジャンル分けがされていたわけではなく、EDMが全盛期を迎えた2017年頃から次第にこのような細かい区分けがされてきました。

何せEDMの人気が出る以前は、BeatPortも今のような人気があったわけではなかったため、まだまだ知っている人が使っているという程度でした。

それもあってEDMが出てきたばかりの当時は、EDM寄りの曲は全てプログレッシブ・ハウスのジャンルに属されていたほどです。

ところがこれは本来のプログレッシブ・ハウスを聞きたい派にとって、とても困った事態になりました。

初期のEDMはまだプログレッシブ・ハウス的な傾向を見せてはいましたが、人気が加速する内、プログレッシブ・ハウスとはとても似ても似つかないほど激しい曲がEDMの代表となっていったからです。

そんな、プログレッシブ・ハウスラバーにとって辛い時期がしばらく続いたあと、当のEDMには少しずつ派生傾向が生まれ、激しいEDMはBigRoomというジャンルに落ち着き、そこまで激しくない曲はFUTURE HOUSEへと向かい、さらにその他の新興のHOUSEへと変遷していきました。

加えて、曲の傾向によって新しい名前を冠しながら、2018年にここまで細かいジャンルが作られていったのです。

ただし、このジャンル分けがいつまで続くは分かりません。

いつ、また新しい盛り上げを伴って新ジャンルが生まれてくるかは誰にも分からないからです。

EDMが出てきた当時の私は、音楽をジャンルで分けることの難しさを目の当たりにしながらも、時代と流行の隔たりについて面白い経験をしていたと実感しています。

と、カッコイイこと言いつつも、単に私はプログレッシブ・ハウス好きなので、単に「うぉーふざけんなー!」と思っていただけでしたw

では、BeatPortにある31のジャンルを見てみましょう。独断と偏見で勝手にその曲調も説明してみますw

AFRO HOUSEアフリカンテイストにしつつ、しっとりなハウス
BASS HOUSEBASSをメロディ寄りにしたハウス
BIG ROOMブレイクからひたすら盛り上げていってオトす、いわゆるEDM
BREAKES変則的なリズムを刻む、ブレイクビーツ
DJ TOOLDJ時に使えるサンプルやリズムトラック(掘り出し物感覚で使える)
DANCE歌ものメインの一般的なポップス
DEEP HOUSE派手さを抑えた大人なハウス
DRUM & BASS4つ打ちを崩した激しいリズム、ドラムンベース
DUBSTEPリズム展開をめまぐるしく変える、ダブステップ
ELECTRO HOUSEBASS HOUSEとBIG ROOMを足して2で割ったような激しいハウス
ELECTRONICA / DOWNTEMPOテンポを落としたチルアウト系の落ち着いた曲調
FUNK / GROOVE / DISCOソウルフルな往年のディスコチックハウス
FUNKY / GROOVE / JACKIN’ HOUSEファンキーさを全面に押し出した陽気なラテン系ハウス
FUTURE HOUSEBIG ROOMをオシャレに振った軽快なハウス
GARAGE / BASSLINE / GRIMEどのジャンルにも収まりきらないハウス
HARD DANCEBPM全開な超ダンスサウンド
HARD CORE / HARD TECHNOテクノよりもさらに深遠なる世界へようこそ
HIP-HOP / R&Bヒップホップと言ったらラップ、ラップと言ったらヒップホップ with R&B
HOUSEもっともベーシックであり、必ず帰りたくなるあらゆるハウスのホームグラウンド
INDIE DANCE / NU DISCOインディでありおニューなディスコサウンドそのまま
LEFTFIELD BASS新しいBASSの誕生地
LEFTFIELD HOUSE & TECHNO新しいHOUSEとTECHNOの誕生地
MELODIC HOUSE & TECHNOメロディを比較的重視したハウス&テクノ
MINIMAL / DEEP TECHミニマルをひたすら繰り返していくテクノ
PROGRESSIVE HOUSE神々しさや宇宙、自然を感じさせるサウンドトラック的ハウス
PSY-TRANCEメロディを抑え、リズムベースを押し出したトランス
REGGAE / DANCEHALL / DUB言葉をメインにしたレゲエに、多用なジャンルで展開
TECH HOUSEテクノに寄せた、明るさを抑えめにしたハウス
TECHNO硬派なサウンドで魅了する四つ打ちの帝王、テクノ
TRANCE抜群の陶酔と高揚感で震わせる、輝き続けるトランス
TRAP / FUTURE BASSあらゆる要素を存分に注ぎ込んだ激しいBASS

もう多すぎるw

「どれだけジャンルを分けているんだ!」と言いたいほど、多いのが分かります。

こうして説明を書いてみましたが、自分でも違いを全て説明できないものが半数はあり、曲を聴いても、「これはこれ!」とは絶対に言えないものばかりです。(特にBASS…)

さらに言えば、これらの中に入るとさらに分けられていたりするものもあったりして、エレクトロニック・ミュージックを聴かない人にとっては、明らかに違うものでない限り、さっぱりその違いが分からないという、全く困ったもんです。

ところが、実際のところこのようなジャンル分けは、実はエレクトロニック・ミュージックを聴いている人にとっては、反対に安心するところでもあります。

その理由は、各ジャンルの曲が玉石混交のように入り乱れることがないため、目的の曲が比較的探しやすいからに他なりません。

以前のようにプログレッシブ・ハウスの中にEDMが混ざるというような不憫なことがないため、ジャンル分けを信じて曲探しに没頭できるわけです。

あなたがもしビギナーなら、オススメのジャンルは以下が良いかなと思います。

  • よく分からない方=HOUSE・FUTURE HOUSE
  • 音楽ゲーム好き=HARD DANCE・TRANCE
  • アニソン好き=HARD DANCE・BIG ROOM
  • SF映画好き=PROGRESSIVE HOUSE・MELODIC HOUSE & TECHNO
  • クールさを求める方=TECHNO、TECH HOUSE
  • 明るい曲調が好き=FUNKY / GROOVE / JACKIN’ HOUSE・INDIE DANCE / NU DISCO
  • 優しい曲調が好き=ELECTRONICA / DOWNTEMPO

上記は独断と偏見でオシているので、合う人には合うでしょうし、合わない人には合わないと思います。

どれが本当に合うかは、あなた自身で見つけていって下さい。

Good Point2 世界中の多くのDJ、アーティストが販売しており『今』の曲を知ることができる!

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iTunes storeやAmazon、他のサイトでは、基本的にある程度以上の有名アーティスト、もしくはレコード会社がプッシュしたアーティストだけの曲しか販売されません。

ところが、BeatPortには世界中のDJやアーティスト、プロデューサーが集まっており、有名無名問わず彼らの最新の曲を聴くことができます。

これは、エレクトロニック・ミュージックという比較的日本ではマイナーなジャンルにおいて、『今』の旬な音を聴くことができる大きなメリットになっています。

もちろん、あなたの好みの曲ばかりではない場合、メリットを感じるかはあなた次第ですが、エレクトロニックミュージックが集まる場所としては、とても貴重だと言えるわけです。(同様のサイトもありますが)

しかも、BeatPortは1曲単位で販売がされている点にも注目です。

一般的なアーティストの場合、CDを発売するのに合わせてデジタルミュージックも1曲ずつ配信するということが多いですが、BeatPortの場合は本当に1曲単位で販売されるものも多く、アルバムという概念を持たずに購入することができます。

これが何を意味するかと言うと、アルバムで買うか単体で買うかを迷わないで済むということになるわけです。

それはつまり、本当に欲しい曲だけを探していけるということに繋がります。

Good Point3 BeatPortはありがたいことに安いのだ!

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なんと言っても、BeatPortは他のストアと比べて比較的安い価格設定にされています。

きちんとしたプロの曲であっても、アマチュアアーティストの曲であっても法外な値段では売られてはおらず、誰にとっても購入しやすい価格なので本当に利用しやすいです。

2019年で私がざっと価格を確認した中だと、1.49ドル、1.99ドル、2.49ドルという3つの価格設定になっています。

時価は常に変動するのでここでの円換算はあまり意味がありませんが、大体160円から270円くらいだと考えて良いでしょう。

そして、その多くは1.49ドルで販売されているので、BeatPortで販売されているほとんどの曲は200円以内で購入できてしまうことになります。

これがiTunes storeやAmazonだと1曲250円であり、差は少ないながらにも割高感は否めません。

また、前述のように、iTunes storeやAmazonよりもBeatPortの方がエレクトロニック・ミュージックが揃っているため、そういった曲を購入しようとした場合BeatPortの方が安いというケースもあるわけです。(時価は変動することを忘れずに)

加えて、これは後述しますが、BeatPortは音質の点でも優れており、そうした点も含めてBeatPortは良心的な価格設定で展開しているユーザーフレンドリーなストアであると言えます。

Good Point4 すべての曲が試聴可能なので、どんどん聞いていこう!

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BeatPortは、他の配信サイト同様に曲の一部分の試聴が可能で、ユーザーがどんな曲が配信されているかを知ることができます。

そのため、購入に対してのハードルは下げられており、じっくりと考えてから購入へと踏み切れます。

この試聴は、実はユーザーだけの恩恵だけだと考えがちですが、ストアであるBeatPortにとっても必須なものです。

なぜなら、BeatPortにとってはユーザビリティを追求していかない限りユーザーは訪れなくなってしまうし、ユーザーにとっては試聴しない限り購入へと進むことがないからです。

さらに言えば、前述のようにBeatPortの曲の多くは、テレビやラジオなどで聞くことは基本的にはできず、Youtubeで探したとしても、ある程度有名な曲か、誰かが率先して上げていてくれない限り聞くことはできません。

このような理由のため、ユーザーが試聴できることは最も大事であると言えます。

また、試聴があるおかげで、まだ見ぬ曲に出会いやすくなっているのは確かであり、新たな体験へと誘ってくれているとも言えます。

Good Point5 それぞれのジャンルにチャートがあって、それを聞いていくだけでも面白い!

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これもどこのストアにもありますが、BeatPortにも音楽チャートが備わっています。

しかも、BeatPortの場合、各ジャンル毎にチャートが備わっているので、現在のそのジャンルの音楽シーンを知ることができるのが良いところです。

自分が好むエレクトロニック・ミュージックについて、世界でどのような曲が人気があるかが一目瞭然なので、買う買わないは置いておいたとしてもDJとしてタメになります。

また、そのチャートは100位まであり、自らチマチマと検索をかけるよりチャートを順に聞いていけば好みの曲に出会う可能性も高くなっています。

もちろん、100曲あるからと言って100曲を聞く必要はないわけですが、これがまた順に聞いていきたくなるという心理を突いていて、時間泥棒の所以なわけです。

そんなチャートですが唯一の欠点があります。

それは、過去の曲は余程のことがない限り上がってこないということであり、目的の曲が古い場合は自分で探し当てないといけない点です。

でも、これは仕方ないですねw

Good Point6 1曲1曲にレコメンドがあり、探求が終わらない!

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BeatPortにも、よくあるレコメンド(オススメ)があるので、近しい好みの曲の発掘ができます。

例えば、チャートには前述のように過去の曲は上がってこない傾向になっていますが、レコメンドがあるおかげでそういったチャートに入りきらなかった曲へと辿り着くことができるのです。

この点はかなりありがたいのと、こうして好みの曲を集めていけると自分のDJ時のプレイリストに傾向を作ることができるようになります。

曲調を意識するのか、楽器を意識するのか、展開を意識するのか、それ以外を意識するのかはあなた次第ですが、そういった傾向はあなたの個性につながり武器にもなるので、レコメンドも全く無駄ではなく、なるべく聞いておこうとするだけで新たな発見へと繋がるようになっています。

しかも、必ずどの曲にもレコメンドはあるので、気に入った曲があればさらにその曲のレコメンドと、どんどん深掘りしていくことができ、好みの曲を見つける=個性を発揮しやすくなります。

ある意味とても親切である反面、ある意味コストとして、また時間泥棒として、もろ刃の剣でもありますw

Good Point7 音質は320kbpsのMP3が基本だけど非圧縮もあるよ!

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音質については、ありがたいことに320kbpsのMP3が基本として販売されています。

320kbpsのMP3であれば、音質の面ではほぼ不足はないし、PCを利用するPCDJにとって非圧縮より容量が軽くなるので扱いやすいですね。

とは言え、「圧縮しているMP3なんか聴きたくない、使いたくない」という志の強い方には、きちんと非圧縮のWAVとAIFFに変更する形で販売も行われているので安心です。

ただ、WAVとAIFFの場合、1曲につき0.75ドルほどコストが上乗せされることになるので、その点は注意が必要です。

WAVとAIFFのどちらが良いかと問われれば、あなたのPCがWindowsかMacかにもよってきますが、正直どちらでも構いません。

基本的に、WAVとAIFFの二つの中身は同じものであり、それを格納しているコンテナが違うだけだからです。

また、大抵のプレイヤーソフトはWAVにもAIFFにも対応しており、PCDJでも当然扱えるため、よほど古いアプリなり機材を使わない限り好みで選んで構わないと言えます。

ただ、WAVの欠点として挙げられることとしては、ジャケットなどのメタデータを保存することができないので、その曲に関しての視覚的な情報は得られないというところがあります。

要は、ジャケットを頼りに選曲ができないということになるので、あなたがジャケットを目で見て選曲しているのであれば、メタデータも保存されるAIFFをオススメします。

Good Point8 頻繁にセールがあるので使わない手はない!

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iTunes storeやAmazonにもセールがありますが、BeatPortのセールは特筆に値します。

それは、四季ごとや、ハロウィンなどアメリカの行事ごと、年度末などをメインにしつつ、ほぼ1ヶ月に1回は何かしらのセールをおこなっているからです。

しかも、BeatPortのセールはiTunesストアやAmazonと大きく異なる点があります。

それは、セールがBeatPort上にある全ての曲を対象にしていることです。

iTunesストアやAmazonなどのサービス側の限定的なアルバムや曲だけという形式でセールをするわけではないので、BeatPortはとても利用しがいがあります。

セール情報は、アカウント登録をしていればBeatPortからメールが送られてくるので、長く利用しているほどセールの傾向が分かってきます。

セールのパターンは『〜%OFF』セールが基本で、その都度『%』の数字が毎回変わるものと、セールに『レベル制を設け、購入するごとに%が増えていく』タイプが主流です。

レベル制というのは、3段階のレベルを持たせたセール方法です。

例えば、レベル1が10%OFF、レベル2が20%OFF、レベル3が50%OFFと、レベルが上がる度にクーポンコードを入力するだけで割引されます。

クーポンコードは、そのレベルの期間に曲を購入するとしばらく経ってからメールで送られてきます。

このレベル制の最大の恩恵は、レベル1の時期に10%OFFで1曲購入、レベル2の時期に20%OFFで1曲購入、レベル3の時期に50%OFFで大量購入という超スゴ技ができてしまうという点です。

つまり、曲の最低購入数というものがないので(たまにあったりしますがw)、レベル2までは節約した買い方が可能なのです。

きちんと期限内を忘れずにいることができれば、必ず割引で買えるこのセールは本当にありがたいものです。

ちなみに、クーポンコードは『LEVEL3』などと分かりやすく毎回変わらないので不正がし放題かなと思えますが、クーポンコード自体にはあまり意味はなく、アカウント毎に購入しているかどうかをシステム側で判断しているため、悪いことはできないようになっています。

したがって、コードを適当に打ち込んだとしてもアカウントや時期とは紐づけられないため、いつでも割引が可能ということにはなりません。

Bad Point1 ダウンロードは期間限定であり再ダウンロードができない…

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おそらくBeatPortを利用するほとんどの人が致命的だと思っているポイントです。

BeatPortの場合、残念ながら購入した曲の再ダウンロードは数日間しか認められていないのです。

これが何を意味するかと言えば、購入した曲は早めにダウンロードしておかなければ聴けなくなるのと、間違って削除した後にどうしてもまた聴きたくなってしまったら再度購入するしかないということです。

これは非常にイタイので、墓穴を掘らないようぜひこのことは頭に入れて利用して下さい。

Bad Point1の対策

購入したらすぐにダウンロードして保存しておくことに尽きます。

もし別にバックアップしておきたいなら、外付けHDDなりSSDなりにコピーを保存しておくことが最も安全です。

Bad Point2 曲が膨大に溢れすぎていて、試聴するだけで時間が奪われていく…

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曲が膨大にありすぎるのも、また問題だったりします。

当たり前ではありますが、BeatPortも常に最新の曲が集められていくので、人気のあるジャンルのチャートは常に変動していきます。

そのため、その変動を追いかけようとするのなら、常にBeatPortに張り付いて試聴することになってしまいます。

しかし、聴く側の人間にとってその行為は容易ではないのは明らかです。

あなたにも仕事や学業、生活があるわけで、1日中BeatPortの試聴に耳を傾けてはいられません。

仮に、これがまだ一つのジャンルだったらまだマシだと考えられますが、自分の好みのジャンルが複数あればあるほど、その試聴時間は増加していってしまいます。

エレクトロニック・ミュージックが好きな人間にとっては、正にBeatPortは時間泥棒に他なりません。

あなたが購入した曲よりも、試聴している時間の方が長くなるという、本末転倒なことに至らないよう祈っています。

Bad Point2の対策

時間泥棒を回避するには、あなたがどうBeatPortを利用するかにかかっているため、明確なものはありません。

ただ一つ言えるとしたら、がっつり時間をかけるより、なるべく日を跨ぎながら少しずつ試聴していって、気に入ったものはとりあえずカートに貯めておくということをオススメします。

小手先ではありますが、この方法は期間限定セールを利用する際に時間の節約として役に立ちます。

Bad Point3 試聴した時と購入した後の曲の全体像に差があった…

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これも仕方がないことですが、試聴部分だけではその曲の全体像は曖昧です。

したがって、購入してみて初めて「想像していた展開とは違った」ということもありえます。

例えると、いわゆるポップスのような、サビ前のBメロだけで試聴が終わってしまえば、その後の展開が分からずとても困惑することもあります。

せっかく良いところの手前で試聴が途切れれば、誰だってその曲が『自分に適しているのか?』と悩むのは当然であり、その結果、買うor買わないという二択に迫られることになります。

ここで、パッとどちらにするかを決められれば良いものの、逆に迷ってしまうと、それもまた時間泥棒の罠に陥ってしまいます。

他にも、たとえブレイク後が分かって「良いな!」と思えても、じっくり聞いてみると、いまいちノレない曲だったりすることもあるので、意外にも試聴は注意深く聞かないともったいないことになりかねません。

Bad Point3の対策

ある程度は試聴経験でカバーできるようにはなりますが、そうは言ってもその曲の全体像は購入して聴いてみない限り分かりません。

そのためこれも明確な対策ではありませんが、私がよく気にするのはコード(ベース)の音を聞いてみて、それが好みの展開ならおおよそアタリだと判断するようにしています。

コードやベースは、作曲者の好みと自分の好みとでどうしても分かれる傾向にあるので、上手く聞き取って確認してみて下さい。

あなたが特にコード理論を知っている必要はなく、完全に好みかどうかで大丈夫です。

また、曲の『時間』も確認することで、繰り返される展開なのか?そうではないのか?という判断ができます。

短い時間の曲は、DJとして利用するには慌ただしくなるのが目に見えているため、「この曲はちょっと使いにくいかも」というような判断ができるわけです。

Bad Point4 曲の購入履歴が残らないので、たまに同じ曲を買ってしまうことがある…

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これは再ダウンロードができないというのと被ることではありますが、BeatPortの場合、購入履歴は購入して数日間しか残らないようなシステムになっています。

なぜ、このようにしているかは分かりませんが、私の想像だとデータベースサーバーがログで逼迫(ひっぱく)するため、それを回避したいのだろうと考えています。

何せ、世界中のファンがアクセスして多くの曲を購入したログ情報を都度残そうとすれば、容量は大変なことになるのは目に見えていますから。

そういった理由もおそらくあって、履歴を残さないようにしているのだろうと勝手に想像しているわけですが、そんなことは置いておいて、これはユーザーにとってはとても困ったものです。

特に大問題なのは、そう、何度も同じ曲を買ってしまうことがあることです!(私だけ?w)

あなたは「そんなことないでしょ?」と思うでしょうが、試聴をして数十曲単位で購入をした後にそれらの曲をそんなに聞かないで、BeatPortにログインし、購入する前と同じように「あー良い曲だな」と思いながらポチッとしてしまうことが実はあるのです!

正に孔明の罠です!!

Bad Point4の対策

結局、私は同じ曲を数回購入してしまうという浅はかな行為を繰り返した結果、購入履歴は自分で作るようにしました。

購入した際にBeatPortから『Beatport Order Receipt』というレシートメールが送られてくるので、その内容をスプレッドシートにコピペして確認するようにしています。

一見アホらしく見えますが、案外この方法は理にかなっており、その後の間違いを起こさずに済んでいます。

例えば、試聴した際に明らかに聞いたような曲であれば、シートには一覧で保存しているのですぐに確認することができます。

また、日付を同時に入力しておくことで、いつ何を購入したかが一目瞭然であるため、レシートメールを漁ったりせずとも見返しやすいという側面もあります。

このようなリストを作るか作らないかはあなたの自由ですが、もし私と同じ状況に陥ってしまうことがあったら思い出して独自に工夫してみて下さい。

Bad Point5 安いからと多く買いまくってしまった結果、案外聞かない曲が貯まってしまう…

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Good Pointにも書いたようにBeatPortの曲の価格は安いです。

正直50%OFFセールの場合、破格だと言って良いでしょう。

これはユーザーにとってはとてもありがたいことで喜んで良いのですが、裏を返せばユーザーにとっては非常に買いやすいという性質を含んでおり、その先に待つのは爆買い(もう死語かな)という理性を試されるところまで行き着いてしまうことです。

そうして買いまくった結果、とりあえずフォルダに突っ込んでみたものの、いつのまにか購入したことを忘れ、聴かずに埋もれてしまうということが多々出てきてしまいます。

この場合、いつの間にか目的が『BeatPortで購入すること』になっていたりするので、本当に注意が必要です。

私も「あれ?こんな曲買ってたっけ?」というようなこともあるので、あなたには決して聞かないような悲しいことがないことを祈っています。

Bad Point5の対策

これもあくまで買い方の問題なってしまうので対策も何もないのですが、やはりそこは『本当に欲しい曲だけを購入する』ということが大事なのかもしれません。

まとめ

以上までのポイントを再度まとめるとこのような感じです。

Good Point

  • Good1 とても多くのジャンルがあり、『好みの曲』を見つけやすい!
  • Good2 世界中の多くのDJ、アーティストが販売しており『今』の曲を知ることができる!
  • Good3 BeatPortはありがたいことに安いのだ!
  • Good4 すべての曲が試聴可能なので、どんどん聞いていこう!
  • Good5 それぞれのジャンルにチャートがあって、それを聞いていくだけでも面白い!
  • Good6 1曲1曲にレコメンドがあり、探求が終わらない!
  • Good7 音質は320kbpsのMP3が基本だけど非圧縮もあるよ!
  • Good8 頻繁にセールがあるので使わない手はない!

Bad Point

  • Bad1 ダウンロードは期間限定であり再ダウンロードができない…
  • Bad2 曲が膨大に溢れすぎていて、試聴するだけで時間が奪われていく…
  • Bad3 試聴した時と購入した後の曲の全体像に差があった…
  • Bad4 曲の購入履歴が残らないので、たまに同じ曲を買ってしまうことがある…
  • Bad5 安いからと多く買いまくってしまった結果、案外聞かない曲が貯まってしまう…

さて、旬のエレクトロニック・ミュージックを堪能できるBeatPortについて、色々と分かっていただけたでしょうか?

デメリットもありますが、メリットの方が多いサイトなので、ただ聴きたい曲を探すにもDJとしてかけたい曲を探すにもとても重宝できます。

私も全く離れられませんw

販売もデジタルなので基本的には難しいところはなく、アカウントを登録してクレジットカードを登録してポチッとするだけです。

あなたもエレクトロニック・ミュージックに触れたくなったら、何か新しい音楽を探したくなったら、ぜひ、活用してみてください。

(当記事では画像のデザインにVecteezyの素材を利用しています)