トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-104 『バトルトラップ』レビュー

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はじめに

映画「トランスフォーマー/ビースト覚醒」に登場したバトルトラップ。

このページは、その玩具であるスタジオシリーズ SS-104『バトルトラップ』の紹介ページです。

基本情報

玩具情報

商品名SS-104 バトルトラップ
メーカータカラトミー
発売2023年6月下旬
クラスボイジャークラス
希望小売価格6,050円(税込)

メディア情報

登場タイトルトランスフォーマー ビースト覚醒
TRANSFORMERS RISE OF THE BEASTS
映像タイプ実写映画
日本公開2023年8月
キャストDavid Sobolov
キャスト(吹替)三宅 健太

キャラクタースペック

勢力グループテラーコン
ロボットタイプ人型(男性タイプ)
性格脅迫的で容赦なく、戦いを楽しもうとする武闘派
特徴自身が持つチェーン付きのメイスを使いながら、戦場にあるものを臨機応変に利用して戦うことを得意とする
トランスフォームタイプビークルモード・レッカー車(GMC C50 ピックアップトラック)
カラーリングやまぶき色と濃いグレーのツートンカラー

トランスフォーマー ビースト覚醒における簡単な紹介

星を丸ごとむさぼり続けるユニクロン。

その支配下であるテラーコンのメンバーであるバトルトラップもまた、リーダーであるスカージとともに、地球へと飛来してきた。

ユニクロンが望むトランスワープキーを見つけるために。



SS-104 バトルトラップ 外観

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バトルトラップはテラーコンのメンバーであり、スカージとともに、ユニクロンの望みのために地球に飛来してきました。

そんなバトルトラップは、映画公開よりも前にタカラトミーよりトランスフォーマー玩具として発売されました。

カテゴライズはスタジオシリーズで、正式名は『SS-104 バトルトラップ』という名でのラインアップです。

では、外観から見ていきましょう。

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まずは、オレンジがかった黄色と言いますか、暖色系のやまぶき色が目を引き、残りをグレー系でまとめています。

一方の色に偏りがあるわけではなく、見た感じで50対50の色合いバランスになっているのがとても新鮮です。

トランスフォーマーの中でも、半々の色合いはなかなか珍しい配分ではないかと。

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多くのパーツは長方形のような、箱型での整形を基本とされていて、G1世代的なトランスフォーマーっぽさがあります。

過去のトランスフォーマーを現代の解釈で作ったら、このようになるんじゃないかと思わせるような感じです。

特に、あえて腕部や脚部に流線型を施してないところにロボット感を感じられ、とてもレガシー的なデザインとも言えそうです。



SS-104 バトルトラップ 胸部 腹部

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ドンと大きい胸部が目を引きます。

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トランスフォーマーらしい、車のフロントグリルがそのまま胸部になるタイプで安定のデザインです。

昔のボンネットトラックらしい箱型でありつつ、下部の狐の目のようにシンメトリカルに斜めにされたバンパー類が、その造形に変化を与えています。

アニメーション的ではない、実写映画版のトランスフォーマーであることを思い出させてくれますね。

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そして面白いのは、このバンパー部が、変形時のビークルモードのフロントグリルには変化しないことです。

ビークルモードになった際にも詳しく書きますが、このバンパー部は実はダミーパーツになっています。

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なんで余計なパーツを?と言えばそうなのですが、変形時のカッコよさを追求した構成だからと理解できます

何より、ロボットの胸は第二の顔みたいなものですから、ダミーパーツと言えど、しっかりと作られているのはさすがです。

SS-104 バトルトラップ 腕部

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バトルトラップの腕部は、胴体と比べると細めに作られていることが分かります。

胸部が太く前方に迫り出していることもあって、より細く感じてしまいますね。

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肩から見ていくと、大袈裟な肩当てにはされず、シンプルな造形に留められています。

肩の後部にはアンテナらしきものが付いていますが、何に使うかはビースト覚醒の中でも特に言及はなく、デザインの一部と捉えた方が良さそうです。

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上腕は短く、それに比べて長い前腕になっていて、細かいモールドがたくさん付けられています。

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腕の細さもあり、そんなに目立つような腕部ではないのですが、肘側に目を向けると何やら変わった形のアームが目を引きます。

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このアームは変形時にレッカーブームになるものなのですが、ロボットモードでは収納されることもなくそのまま接続された形になっています。

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そして、これがまた見て分かるように変な形にされていて、武器っぽいかと言われると「うーん」となるようなものかつ、畳んでも上手く収納できないようなものになっています。

まぁ、使い道についてはユーザーに任されているものだと捉え、何かに見立てて武器として振り回すも良し、邪魔ならしまうも良しという感じです。

エイリアンチックな腕だと思えば、それはそれで想像も広がります。



SS-104 バトルトラップ 背中 臀部

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背中を見ると、いつものトランスフォーマーのガワという感じで、ちょっと安心感もあったりw

複雑に折り畳むでもなく、堂々とバックパック的なガワとなっています。

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面白いのは、ウィンドウがクリアパーツになっているおかげで、中がスカスカということが分かってしまうことですw

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一体、動力はどうなっているんだろう?とw

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臀部は特に作られてなく、極めてシンプルに上半身と脚部のジョイント接続パーツという具合です。

正直ちょっと寂しいですが、変形のクリアランスの都合上、これ以上は大きくできないのも分かります。

フィギュアスタンド用の穴が中央に付いています。

SS-104 バトルトラップ 脚部

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脚部は正直最高ですw

全体的に見ても、細部を見ても、上から下まで造形に変化を持たせ、飽きさせないよう徹底的に工夫されています。

戦闘用ロボットということを感じさせる、秀逸な脚部デザインだと思います。

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大腿のフロント側から、外周に作られた多くのモールド、下部の油圧シリンダーと思しきものもリアリティーがあり、とてもカッコいいです!

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膝にはなんと、攻撃用のスパイクが装備されていて、膝蹴りをした時の脅威的な破壊力を想像させます。

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下腿は、タイヤがある分そこまで戦闘的な感じではないですが、非常によくまとめられた構成だと思います。

この脚部のカラーリングバランスは本当に良くて、まさに戦闘用ロボット感を感じさせてくれます。



SS-104 バトルトラップ ビークルモード

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ビークルモードは、GMC C50という古いピックアップトラックを元にしたレッカー車です。

見た目が非常にかっちりとまとまっていて、とてもトランスフォーマーらしいデザインですね。

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基本的には箱型で構成されているんですが、タイヤとホイールが大きく、当時の時代には似合わないほど非常に「シャコタン」化されているのも面白いです。

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“GMC-C50のトリビア”
  • 会社:GMC(General Motors Company)
  • 車名:GMC C50
  • 年代:1960〜1970年代
  • 特徴:シンプルで頑丈、かつ耐久性のあるシャーシ
  • 用途:レッカー車以外にも、配送車やダンプトラック、消防車などへの改造幅が広く、さまざまな業務車両が製作された

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フロント部分から見ていくと、前述のようにロボットモード時の胸部ではないことが分かります。

両サイドのフロントライト部分は共通ですが、センター部分、バンパー部分はダミーではないものです。(考えてみたらこれもダミーなのかな?)

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バンパーの柵っぽい部分はちょっとチープっぽい印象で、敢えて塗装してリアリティーを追求してもいいですね。

余談ですが、日本人ならではの見方として、このバンパー部分が漢字の『円』に見えてきますw

その下のグレーのバンパーは汚れ塗装が施されているのと、スポット溶接?かは分かりませんが、ポツポツとバンパーに凸型のモールドが加えられています。

平面だけにしても良さそうなのに、こういったこだわりは流石です。

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スーパーチャージャーについてのウンチク

  • バトルトラップのボンネット(エンジン)の上部にはバグキャッチャー・スクープという、カーチェイスが多いアメリカ映画のスポーツカーなどによく登場する、あの出っ張りがあります。
  • 出っ張りの下(エンジン上部)にはスーパーチャージャーという過給機が取り付けてあり、そのパーツと繋がっているものになります。
  • 効果としては、外部の新鮮な空気をこの赤い部分のバルブ(パタパタ開く)から直接取り込み、スーパーチャージャーで圧縮させて、エンジンに送り込むというもので、より出力を向上させるために付けられています。
  • ターボチャージャーとの違いは、スーパーチャージャーは、その駆動をエンジンそのものの回転をベルトで得て、内部の圧縮機を回転させています。
  • 一方ターボチャージャーは、二つのタービンがあり、片方をエンジンの排気を利用してタービンを回し、その反対側に取り付けたもう一方のタービンを連動させて回転し空気を取り入れるというものです。(分かりづらくてすみません)
  • このため、ターボチャージャーは、エンジンの排気がある程度得られないと回転が遅く、実用的な効果が発動するまでにタイムラグがかかります。(現代ではだいぶ抑制されている)
  • 一方で、上記の方式と違いにより、スーパーチャージャーは低い速度から効果が現れるものになっていて、トルク(加速力)が欲しいレッカー車であるこのバトルトラップには、理に叶っているというわけです。

ただし、このバトルトラップの重要な点はそこではない!w

ビースト覚醒の中で、バトルトラップはスーパーチャージャーとしては使用せず(使用しているのかもしれないw)、なんとこのバルブからミサイルが発射されるという、とんでも仕様になっていたわけです!

そのシーンはアーシーとホイルジャックを狙ったもので、アーシーの助言により、ホイルジャックはそのミサイルを自分のドアを開けて通過させるという、こちらもとんでもない荒技をやってのけてくれました。

まったく冗談みたいなシーンだったのですが、見ていてとても心を躍らせてくれました!

そう、我々は、バトルトラップのようなギミックが搭載されていること、アーシーとホイルジャックのミサイルを避けるようなシーンが大好物なのです!(ですよね?)

閑話休題、他の部分も見ていきましょう。

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迫り出したミラー、車用ホーン、パトランプ、工具入れのような扉など、トラックとしてのリアリティーもきちんと追求されています。

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ドアパーツには「BERNIE’S」というロゴが書かれてありますが、このレッカーを所有している会社名なのかもしれません。

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後部のレッカーブームの形は正直これで正しいのか分かりませんが、近づけられていることは確かです。

一方で、腕がそのまま見えてしまっていること、足パーツが車体下部にそのまま残ってシャコタンを助長させていることなどは、些細な点ですが気にはなります。

車体下部にモノがあると走りにくくなるんですよね。

とはいえ、バトルトラップのビークルモードも非常に良い出来なのは間違いありません。



SS-104 バトルトラップ トランスフォーム!

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変形は比較的簡単な部類です。

特に複雑な工程もなく、各パーツが収まるべきところに収まるというものです。

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ボンネットのはめ込みとそれを外す際に、少々手こずりますが、ロボットアニメのように脚部、腕部、頭部とそれぞれが流れるように変形できる点は、非常に気持ちいいです。

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このバトルトラップの変形で面白いと思ったのは、頭部が胸部の中に収まっているわけではなく、胸部のバンパー側に取り付けられていること。

これにより胸部の中が空き、ビークルモードではフロントガラスの中も空洞になって、結果的に人が乗れそうなスペースが作られていることです。

こういったリアリティーさが想像を掻き立ててくれます。

脚部は外側に折りたたんで車輪になるパターンで、特に珍しくはないと思いますが、このバトルトラップは非常に収まりがよく、簡単に車体後部ができあがるところが気持ちいいですね。

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さらに、頭部を胸部ごと倒した状態にすると中の構造も見えるようになっているのですが、なんとここにもしっかりとモールドが付けられた造形になっていて驚きです。

この構造部分は正直変形時にしか見えず、誰も気にしないようなところなのですが、敢えて作っているところに非常にこだわりを感じます。

SS-104 バトルトラップ 可動域

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可動は全体的に行えます。

首、肩、肘、腰、大腿の付け根、膝、足首が動きます。

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一方、手首の回転はなく、腕ごと回すタイプです。

前述しましたが、足部分については内側と外側に回すものと、後部側のくるぶしから回すものの、二つのジョイントがあります。

つまり、つま先側はどうしてもつま先立ちになってしまうので、踏ん張るようなポーズは難しいです。

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お馴染みのハイキックは、非常にバランスが取りにくいものになっています。

足の裏側が水平ではなく、土踏まずからかかと側のみでバランスを取らなければならないためです。

まぁこんなポーズをすることもないと思いますし、もしするなら無理せずフィギュアスタンドを活用した方が無難と言えます。



SS-104 バトルトラップ 付属パーツ

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付属パーツは、「メイス」と公式に紹介されていますが、まぁ見た目は鉄球にスパイクが付いたものです。

メイスととるなら、モーニングスターと呼ばれる殴打武器の、先端部のみと言えば分かりやすいでしょうか。

ビースト覚醒ではその柄の部分がチェーンになっていて、バトルトラップはそのチェーンを持ってメイスを振り回したり遠くに投げたりしていました。

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また柱や車目掛けて投げた際には、メイスが半分に割れ、その物体を掴んで投げ飛ばすなど、戦場にあるものを臨機応変に使うことができる器用な武器であるとも言えます。

このメイスにもチェーンが付いていると良かったかなとは思いますね。

また、バトルトラップの右手はガトリングガンに変形することができていたので、付け替えパーツとして付属していたらこちらも嬉しかったw

SS-104 バトルトラップ 比較

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スカージと並べてみました。

大きさで言えばリーダークラスであるスカージの方が当然大きいですね。

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ビークルモードではこのような感じ。

このサイズ感は素晴らしいいです!

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SS-104 バトルトラップ ポーズ

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顔もプロポーションもカッコいいので、どう撮ってもサマになる!

そしてヒロイック過ぎて困るw

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メイスでの戦いが印象的だったので、それをもっと活かした戦いを見たかったのですが、結局オプティマスプライマルに自身のメイスを奪われて倒されてしまうという、何ともやるせない終わり方だったのが残念です。

SS-104 バトルトラップ 総評

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『SS-104 バトルトラップ』はとてもヒロイックでカッコいいトランスフォーマーです。

トランスフォーマーあるあるで、敵キャラクターの方がカッコよく見えてしまうという、恒例の一人に加えてもいいのではないでしょうか。

カラーリングのバランスも良く、何より脚部の造形が素晴らしく、全体的なクオリティーも高い

ビークルモードもカッコよく、他のトランスフォーマーと並べて走らせることが楽しいです。

変形も流れるような感じででき、非常に気持ちいいし、見えないところまで作ってあることには非常に感心します。

一方で、腕部のクレーンブームのもう一歩惜しいところや、足部分の可動制限、ビークルモード時の足の配置など気になるところはあるにはあります。

このバトルトラップは、映画公開が2023年8月に対し6月発売という、先行した形で市場に投入されました。

そのため発売からだいぶ日が経っていて、これから手に入れるのはなかなか難しく、プレ値を覚悟にフリマサイトなどを活用するしか手段がありません。(かくいう私も、ヤフオクで泣く泣く高値で購入しました。)

バトルトラップが再びスクリーンに帰ってくることはなさそうですが、ヒロイックな敵キャラクターとしてこれからも語り継いでいかれることを期待したいです。

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