ボイジャークラス オプティマス・プライム BV-01 レビュー トランスフォーマー ビースト覚醒

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はじめに

「トランスフォーマー/ビースト覚醒」に登場したオプティマス・プライム

このページは、そのキャラクターを模した玩具であるボイジャークラス/オプティマス・プライムの紹介ページです。

基本情報

玩具情報

商品名BV-01 ボイジャークラス オプティマス・プライム
メーカータカラトミー
発売日2023年6月
クラスボイジャークラス
希望小売価格6,050円(税込)

メディア情報

登場タイトルビースト覚醒
映像タイプ実写映画
日本公開2023年8月
キャストPeter Cullen
キャスト(吹替)玄田 哲章

キャラクタースペック

ロボットタイプ人型(男性タイプ)
性格誠実、頑固、仲間想い
特徴オートボットのリーダーとして揺るぎない信念を持って戦い、行動する
トランスフォームタイプビークルモード・トレーラートラック(劇中ではフレイトライナーFLA セミトラック 1987年式)
カラーリング赤と青を強調させたシンボリックなカラーリング

劇中における簡単な紹介

オプティマス・プライムは、母星であるサイバトロン星に帰還することを目的とし、地球人たちから身を隠しながら、その方法を模索していたオートボットのリーダーである。

外観

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オプティマス・プライムのロボットモードから見ていきましょう。

このクラスでも圧巻のスタイルですね。とてもカッコいいと思います。

このサイズ感で、しかもロボットもののアクションフィギュアとして素晴らしい出来栄えです。

バランスもとてもいいですね。

頭部から足先まで、張り出すところは張り出し、狭めるところは狭めた、実に見事なプロポーションだと思います。

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このボイジャークラス・オプティマス プライムのロボットモードの高さは約17cm、横幅は約9.5cm、前後は約5.5cmというサイズ感で作られています。

ロボットモードのカラーリングには、頭部がメタリックカラーの青とシルバー、胸部、肩、前腕が赤で塗られ、下腿、足先が濃いめの青で塗られています。

いつものオプティマスのカラーリングですが、ヒーロー感が出ていてとてもいいですね。

その他の中間部分はグレーの成形色になっています。このグレーは少し明るめだとは思いますが、程よい金属感を感じられるカラーリングになっていると思います。

頭部

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頭部の造形を見てみましょう。

こんなに小さいのに、しっかりオプティマスの特徴を捉えた顔立ちになっていて、カッコいいとしか言いようがないです。

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目の部分は集光ギミックになっていて、後頭部から光を当てると目が光っているように見えます。

スマホの光などを直接当てるくらいでないと中々見づらいですが、きちんと見えると目もしっかりと造形されているのが分かり、カッコよさが際立ちます。

口元のマスクにもきちんと細かいモールドが彫られていて、作り手のこだわりが見えますね。

上半身

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上半身は逆三角形になっていて、マッチョな胸板がリーダーらしい力強さを感じさせてくれます。

胸部の上半分のフロントガラスは中央より分割され、少しだけ観音開きのようなギミックが施されています。

これも劇中の雰囲気を再現してくれていて嬉しいポイントです。

しかも、ウィンドウの内側にもモールドが彫られていて、ここにもこだわりを感じさせます。

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そして圧巻なのは、見て分かる通り胸部の下半分です。

これでもかという、メカニカルな造形が施されていて、ロボットらしい強い印象と高級感を与えてくれます。

あまりにも細かい造形なので、ずっと目を奪われ続けてしまいますね。

サイバーパンク的な雰囲気が好きな人にはたまらないと思います。

メインシリーズのクラスであっても、ここまでクオリティーを感じさせる造形はとても嬉しいです。

肩部

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両肩は大きめのブロック形状になっていて、胸部よりも少しだけ奥まった位置にあります。

モールドはそこまで多いものではないですが、複数彫られてあり、ディティールアップが図られています。

また、前面には、大きめのオートボットのマークを見せつけるようにあしらわれています。

肩の後方には、ビークルモードの煙突パーツが配置され、縦への大きさをより強くアピールしているようにも見えます。

腕部1

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上腕は肩のブロック部分から下方に出ていて、腕関節に繋がっています。

上腕も前腕も細かくモールドが彫られていますね。

腕部2

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腕の外側には、ビークルモード時のパネルが裏返った形で配置されているのですが、この部分にもモールドがぎっしりと詰め込まれています。

メカメカしくて素敵です。

背中

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背中側は変形された感が残るように見えますが、それでもあまり目立たないようにコンパクトに工夫されています。

ビークルモード時のフロントタイヤも折り畳まれていて、特に違和感はありません。

背中の穴には、武器であるイオンブラスターを設置でき、また、お尻にはフィギュアスタンド用の3mm穴があるので、浮かせて好きなポーズをとることも可能です。

下半身

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下半身は、小さめな腰部分から大腿、下腿へと繋がっていて、スマートながらどっしりとした安定感を見せてくれます。

大腿部

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大腿は前方から見ると下腿より比較的短めで、そこまで造形を強調されていません。

前方から見ても四角い穴が複数空いている程度です。ですが!…(下腿に続く)

下腿部

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下腿は、いつものオプティマス・プライムの足デザインと言え、ビークルモード時の後輪も配置されていて、ボリュームを感じさせます。

膝から脛の部分には、足をカバーするかのように青いパーツが被さるように配置され、強靭さを感じさせてくれます。

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そして圧巻なのは足の内側のモールドです。

大腿から下腿にかけての、サイバー感満載のモールドが加えられていて、見事としか言いようがありません。

ネジ穴の部分にすら、しっかり造形と重なるよう拘られていて、細部のメカニカルなモールドと併せ、抜かりのないクオリティーアップが図られています。

もうこの足の内側部分だけでご飯3杯はいけます。…いけますよね?

足部分

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足パーツは平たいものになっていて厚みはありませんが、しっかりとオプティマス・プライムの足元を支持し、安定感を出せるように作られています。

つま先から踵側まで、ここでもモールドがしっかりあり手抜き感がなくて嬉しいですね。

裏側のふくらはぎ部分には若干肉抜きがありますが、見ることはあまりないので特に気になりませんw

ビークルモード

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ビークルモードは、キャブオーバー型(四角型)のトラクターヘッドに変形します。いわゆるG1「コンボイ」タイプですね。

劇中では、大型のフロントバンパーを取り付けられた、1987年式のフレイトライナーFLAセミトラックに変形します。

ただ、ライセンスの都合上でしょうか、このボイジャークラスのオプティマス・プライムは、近しいデザインのトラクターヘッドへと変更されています。

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パッと見、正に立方体が載っているトラクターヘッドという感じであり、また全体を見ても非常にコンパクトに収まったような造形にされています。

何というか、ロボットモードのカッコよさに反し、このビークルモードは可愛らしいデザインに見えるというのが率直な感想です。

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大きさを測ると、全長約11cm、全幅約5cm、全高約7cm、ほどになります。

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フロントから見てみると、劇中ではとても目立っていたフロントバンパーが車体に結合されているので、長方形が複数集まったような造形になっています。

このシンメトリーな整然さは個人的に好きなデザインですね。

フロントガラスの上部には、劇中同様のサンシェードが取り付けられていたり、サイドにはミラーを模したパーツが追加されていてリアリティーを感じさせます。

このビークルモードにも造形の配慮が行き渡っている事が分かります。

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横から見ると、よりトラクターヘッドらしい造形になっていて、まとまりある形になっています。

なぜだかこの見た目は安心感があるんですよねw

また、煙突部分から後方に延びたプレートが、内側を隠そうとしているのと同時にカッコよさを演出していると思います。

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後部は、足の裏側がそのまま載るような感じで畳まれていて、カプラーというトレーラーとの連結部分が見えるようになっています。

ここには武器のイオンブラスターを設置できますが、次回作ではトレーラーも出てくれると夢が広がりますね。

タイヤはプラスチックですが、抵抗なくコロコロ回り、転がし走行も存分に楽しめます。

トランスフォーム!

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変形は、簡単でもなく難しくもなく程よい作りになっていると思います。

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各関節もしっかり渋みがあって、じっくりとロボットモードへ変形する期待感を煽ってくれます。

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特に頭部を押し出す過程で、フロントガラスの観音開きも同時に行える点はカッコよさを感じます。

ただ、ビークルモードは無理やり固定させている感が若干あり、保持するパーツのクリアランスがキツキツな印象を受けます。

可動域

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可動は全体的に行えます。

首、肩、肘、手首、胸部、腹部、大腿の付け根、膝、足首です。

この広い可動域ゆえ、かなり自由なポーズが可能です。

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このハイキックは、スタンドなしで自立しています。

バランスが非常にいいことを物語っていますね。

メインクラスでここまでの可動はありがたいです。

付属品

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付属品は武器の「イオンブラスター」です。

劇中でのオプティマス・プライムは、腕が変形して武器になっていましたが、このボイジャークラスでは付属という形式にされています。

大きさは6,5cmで、モールドもあり、オプティマスらしいブラスターになっていると思います。

一方で、スカージと対決した際に使用したアックスとブレードは付属しておらず、この点は少々残念なところです。

比較

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比較はデラックスクラス・ミラージュと。

ロボットモードのサイズ感はちょうど良いような気がします。

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ビークルモードだと、オプティマスが小さいのは否めません。

ポーズ

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可動域はかなり広いので、だいぶ大胆なポーズができます。

どんなポーズでも様になるのが素敵過ぎます。

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フィギュアスタンドを併用すれば、さらに「魅せる」ポーズが可能です。

色々試してみると面白いと思います。

総評

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このオプティマス・プライムは、メインのボイジャークラスという位置付けではありますが、その出来は見事としか言いようがありません。

見てよし、飾ってよし、動かしてよし、遊んでよしという玩具としてのワクワク感を、最大限盛り込んでいるオプティマス・プライムと言えると思います。

ロボットモードは劇中に近く、スタイルも良いですし、何より造形が半端なく、作り手の拘りが遺憾無く発揮されていると思います。

一方で、ビークルモードはコンパクトにし過ぎている感が拭えず、簡素化が目立ってしまっているとも言えます。

また、コスト面に関わってくる内容だとは思いますが、付属の武器が劇中同様のものになっていないところが少々残念です。

とはいえ、このオプティマス・プライムの満足度が高いのは言うまでもありません。

「トランスフォーマー/ビースト覚醒」が好きで、特にオプティマス・プライムが好きであれば、このボイジャークラスは本当にオススメできます。

自分が子供の頃手にしていたら、ずっと遊んでいたであろうことが想像できる玩具です。