はじめに
今回はDJに必須となるアイテム、ヘッドホンについて書いてみました。
DJは、常に音楽を止めずに流し続けることを要求されます。
そのため、今鳴っている曲だけでなく、次にかける曲も事前に選んでおかなければなりません。
そして、その解決方法としてヘッドホンを使うわけです。
ヘッドホンを使えば、スピーカーに流れている音とは別に、次の曲も聞けるようになります。
このような理由のため、DJはヘッドホンを必ず用意する必要があるのです。
しかし、ひとえにヘッドホンと言っても高価なものから安価なものまでたくさんの種類が売られています。
もしあなたがDJ初心者でしたら、何を選べばいいか迷うこともあるでしょう。
そんな悩みを解決できるように、今回は私がオススメする比較的安価なヘッドホンから少し高価なヘッドホンまでいくつか取り上げてみました。
この記事を読んでもらえれば、DJに必要なヘッドホンとDJプレイ時にどのようなものが適しているかが分かっていただけると思います。
DJのヘッドホンは見た目が大事!
DJは人に見られてなんぼです。
というかブースに立てば凝視されますw
たとえあなたが初心者であろうとなかろうと、フロアの人たちからは常に見られる存在です。
ですから、最低限の見た目には気をつける必要があります。
まぁ、私がここでファッションのことをとやかく言えるような人間ではないのでそれは割愛しますw
ただ、案外フロアの前の方にいるとDJが使っているヘッドホンというのも目につくものです。
ですから、まずヘッドホンも見られるものと覚えておいてください。
つまり、DJにとってヘッドホンというものは、見た目を気にしなければいけないアイテムなのです!
あなたもヘッドホンを選ぶ際には、ぜひデザインや色なども考慮して選んでみてください。
DJのヘッドホンに音質はそこまで重要じゃない?
「え?見た目が大事?音質の方が大事なんじゃないの?」って、もしかしたらあなたは思うかもしれません。
確かに音質も大事だと言ったら大事です。
しかしDJは、プレイ中にヘッドホンで好きな曲をリスニングしているわけではありません。
やることはヘッドホンでのCUE(選曲)とつなぎです。
DJは、そのCUE(選曲)とつなぎの時以外、スピーカーからの音に注意を向ける必要があります。
その理由は、スピーカーの音を聞かないと、フロアがどう聞こえているかが分からないからです。
と言うよりも、スピーカーから音を聞かないと安心できませんw
また、BPMやテンポを合わせる必要がある曲に関しては、スピーカーからの音を片方の耳で聞き、ヘッドホンからは次の曲を聞く必要があります。(片耳モニタリングと言います)
この片耳モニタリングをするには、スピーカーの音も気にする必要があるため、プレイ中にヘッドホンを耳に付けたり耳から外したりを何度も繰り返すことになります。
このような理由から、DJが「このヘッドホンは良い音出すな〜」とかプレイ中に音質を気にする余裕がないのです。
もし音質を気にしたいのなら、DJ用とは別にリスニング用の高級ヘッドホンを購入した方が幸せになれると思います。
とは言っても、DJで使えるようなヘッドホンは元々性能が高いので、安くてもそこそこ良い音が出るので安心してください。
DJが付けるべきヘッドホンタイプを知ろう!
繰り返しますが、DJはプレイ中にヘッドホンを耳に付けたり外したりで忙しいです。
その理由は、スピーカーからの音も聞かなければならないためで、それゆえ多くのDJはヘッドホンを両耳にすぽっとかぶせるのではなく、片耳モニタリングをしています。
そういった場合に大事になってくるのが、ヘッドホンを片耳だけに当ててもCUE(選曲)が聞こえるかどうかということです。
そして次に頭に付けやすいかという流れになってきます。(特殊な形のヘッドホンはここでは割愛します)
以下にDJに必要なヘッドホンの代表例を記載しました。
- 耳がきちんと覆われるもの
- 頭に付けた際に簡単にずれ落ちないもの
- 肩に挟みながら片耳で聞けるもの
耳がきちんと覆われるもの
ヘッドホンを付けた時、きちんと耳が覆われるようなものがDJには適しています。
ヘッドホンの耳を当てる部分のことを『イヤーパッド』と言いますが、このイヤーパッドがあなたの耳を覆えるかが大事です。
なぜなら、イヤーパッドが小さいほど外部の雑音も同時に聞こえてしまうことになるので、当然CUE(選曲)が聞こえにくくなります。
そのため、イヤーパッドは小さいものよりも大きい方が適しているわけです。
頭に付けた際に簡単にずれ落ちないもの
基本的に、ヘッドホンの構造はどれも同じ形状をしています。
頭に被せることを目的にしているので、当然と言えば当然です。
しかし、ずれ落ちないというのはまた別の話です。
先ほども書きましたが、DJは片方の耳でスピーカーの音を聞き、片方の耳でヘッドホンの音を聞きます。
つまり、片方は耳にあて、もう片方は耳にあてないように左右非対称に頭に被せるわけです。
この際にずれ落ちてしまうと一々手で戻さなくてはなりません。
しかし、手はミキサー操作などに空けておく必要があるため、ヘッドホンを触っている時間は可能な限り少なくするべきです。
これらの理由により、DJのヘッドホンには、頭に被せた際に簡単にずれ落ちないような強さとホールドさが必要になってきます。
肩に挟みながら片耳で聞けるもの
最後にこのように書きましたが、これはある程度経験を積んだ後のことになります。
最初の頃はきちんと頭に被せて使いますが、そのうち経験を積むほどヘッドホンを頭に被せなくてもプレイできるようになってきます。
このイメージは仕事で電話をする時のことを思い浮かべてみてください。
仕事で電話をすると、メモを取る必要が多く、どうしても手を空けておきたいと思うはずです。
もちろん片方の手で受話器、もう片方の手でペンでも良いのですが、今の時代、電話中にパソコンのキーボードを使ったりマウスを使う必要もあります。
そうすると、両手を空けるためにそのうち受話器を肩で挟んで対応するようになっていくと思います。
この肩に挟んだ仕草をDJのヘッドホンでも同様にすることになっていくのです。
この時に大事になるのが、ヘッドホンのイヤーパッドが回転できるかどうかということです。
イヤーパッドの部分が回転してくれないと、ヘッドホンに変な力がかかってしまい、うまく抑えることが難しくなります。
そのため、イヤーパッドが回転してくれるヘッドホンがこの場合適しています。
とは言え、このような構造は全てのヘッドホンが採用しているわけではないので、この条件は次に購入する場合に考慮するくらいでも良いかもしれません。
また、あなたのプレイスタイルにもよりますしね。
ヘッドホンのスペックについて
ヘッドホンを探そうとすると大抵スペック表記があると思います。
ところが、それがどういう意味なのかについては、あまり書いていないのでいまいち分かりにくいのがホンネのところです。
そこで、基本的な内容だけ簡単にまとめてみました。
再生周波数帯域
- そのヘッドホンで再生可能な音の広さを表す
- 単位はHz(ヘルツ)
- ヘッドホンの帯域を見たときに、低い単位から高い単位までの幅をカバーしてればしているほど、そのヘッドホンが持つ低音から高音の帯域が広いことになる
- 一般的に人が聞こえる帯域は20Hz-20,000Hzと言われており、ヘッドホンの多くもこの幅は大概カバーされているためあまり気にすることはない。
- ちなみに、ハイレゾ音源は40,000Hzを超えているので、ふと疑問が浮かんでくることになるが、ハイレゾの場合はbit数による情報量の多さも加味して判断しないといけない
音圧レベル(感度)
- 1mWの電力を与えた際に、ヘッドホンからどのくらいの強さで音が出るかというレベルを表す
- 単位はdB/mW(デシベル/メガワット)
- 同じボリュームにしていても、ヘッドホンの音圧レベル(感度)の数値が大きいほど、大きな音が出る
- ヘッドホンはだいたい100前後の数値が主流なので、大きく下回るような数値でなければあまり気にすることはない
インピーダンス
- 電気抵抗の大きさを表す数値
- 単位はΩ(オーム)
- 数値が大きいほど、音量が小さいため音量調整を大きくしなければならない。しかしその反面ノイズが少ない
- 数値が小さいほど、音量が大きいため音量調整を少なくて済む。しかしその反面ノイズが出やすくなる
- インピーダンスは各社ともバラバラなので、あまりにも低い数字でなければ気にすることはない
最大入力
- そのヘッドホンにどれだけの電力が入力できるかを表す
- 単位はmW(メガワット)
- 基本的には、数値が大きいほど余裕を持たせた作りであると言えるが、あまり気にすることはない
ということで、基本的にはどの数値もあまり気にしなくて良いと思いますw
それに、どのヘッドホンも基本的なスペックは満たしているので、その差を感じることはあまりないでしょう。
値段の違いはどちらかと言えば、スペック上の数値よりも作りの部分になってくるはずです。
高価なヘッドホンに対し音を良くしているのはもちろんですが、各メーカーはさらにそこから使いやすく壊れにくいといった視点も組みながら、パーツ自体のクオリティーを上げて差別化を図っているからです。
DJにおすすめするヘッドホンはコレだ!
ヘッドホンといってもその数は膨大にあるので、なかなか求める用途に適したヘッドホンを見つけるのは案外難しいです。
特に最近ではBluetoothがスタンダードになってきたということもあり、リスニングヘッドホンもよりワイヤレスな傾向へと向かいつつありますからね。
近い将来、DJ機材にもBluetoothの波が来るのはそう遠くはないかもしれません。
ただ、それでもワイヤードがゆえの信頼性は確実にあるので、ここでの紹介はワイヤードに限定しています。
また、以下にまとめたヘッドホンは、DJとして使えるもの、もしくは音楽制作に向いているであろうヘッドホンに絞っています。
そして、2019年初夏に販売されており、生産終了にはなっていない商品を対象、尚且つそのヘッドホンのホームページが存在し、自らがより詳しく調べられるものを載せています。
それでは私がおすすめするヘッドホンを見ていきましょう!
比較的誰でも手が届きやすいものから、より高価なものへと並べています。
価格帯:0円〜5,000円
プレミアムオーディオメーカー『マランツ』のエントリーモデル!
- 再生周波数帯域 : 15Hz〜28kHz
- 音圧レベル(感度) : 95 ±3dB
- インピーダンス : 32Ω
価格帯:5,000円〜10,000円
オーディオテクニカ渾身のモニターヘッドホンである『Mシリーズ』のエントリーモデル!
- 再生周波数帯域 : 15Hz〜28kHz
- 音圧レベル(感度) : 95 ±3dB
- インピーダンス : 32Ω
audio-technica : ATH-PRO5X
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5~35,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 100dB/mW
- インピーダンス : 34Ω
- 最大入力 : 1,500mW
- メーカーページ
marantz Professional : MPH-2
SPEC
- 再生周波数帯域 : 10Hz〜30kHz
- 音圧レベル(感度) : 100 ±3dB
- インピーダンス : 32Ω
- メーカーページ
SHURE : SRH240A-A
SPEC
- 再生周波数帯域 : 20Hz~20kHz
- 音圧レベル(感度) : 105dB/mW
- インピーダンス : 38Ω
- 最大入力 : 500mW
- メーカーページ
SHURE : SRH440-A
SPEC
- 再生周波数帯域 : 10Hz~22kHz
- 音圧レベル(感度) : 105dB/mW
- インピーダンス : 44Ω
- 最大入力 : 500mW
- メーカーページ
価格帯:10,000円〜15,000円
audio-technica : ATH-M40x
SPEC
- 再生周波数帯域 : 15~24,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 98dB/mW
- インピーダンス : 35Ω
- 最大入力 : 1,600mW
- メーカーページ
Pioneer DJ : HRM-5
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5~30,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 100dB
- インピーダンス : 32Ω
- 最大入力 : 1,700mW
- メーカーページ
Pioneer DJ : HDJ-X5
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5~30,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 102dB
- インピーダンス : 32Ω
- 最大入力 : 2,000mW
- メーカーページ
価格帯:15,000円〜20,000円
SENNHEISER : HD 25
SPEC
- 再生周波数帯域 : 16~22,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 120dB
- インピーダンス : 70Ω
- メーカーページ
SONY : MDR-CD900ST
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5~30,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 106dB/mW
- インピーダンス : 63Ω
- 最大入力 : 1,000mW
- メーカーページ
SENNHEISER : HD280 PRO MK2
SPEC
- 再生周波数帯域 : 8~25,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 113dB
- インピーダンス : 64Ω
- メーカーページ
Pioneer DJ : HRM-7
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5~40kHz
- 音圧レベル(感度) : 97dB
- インピーダンス : 45Ω
- 最大入力 : 2,000mW
- メーカーページ
SHURE : SRH840-A
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5Hz〜25kHz
- 音圧レベル(感度) : 102dB/mW
- インピーダンス : 44Ω
- 最大入力 : 1000mW
- メーカーページ
audio-technica : ATH-M50x
SPEC
- 再生周波数帯域 : 15~28,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 99dB/mW
- インピーダンス : 38Ω
- 最大入力 : 1,600mW
- メーカーページ
価格帯:20,000円 – OVER!
Pioneer DJ : HDJ-X7
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5〜30,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 102dB
- インピーダンス : 36Ω
- 最大入力 : 3,500mW
- メーカーページ
SENNHEISER : HD7 DJ
SPEC
- 再生周波数帯域 : 8〜30,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 115dB
- インピーダンス : 95Ω
- メーカーページ
SHURE : SRH940
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5Hz〜30kHz
- 音圧レベル(感度) : 100dB/mW
- インピーダンス : 42Ω
- 最大入力 : 1,000mW
- メーカーページ
audio-technica : ATH-M70X
SPEC
- 再生周波数帯域 : 5~40,000Hz
- 音圧レベル(感度) : 97dB/mW
- インピーダンス : 35Ω
- 最大入力 : 2,000mW
- メーカーページ
以上です。
さらにここから上のクラスのヘッドホンもありますが、もはやメーカーも限定されてきてしまい、かなりの高価格になってきてしまうのでここまでにしておきます。
とは言え、もしあなたが2万円オーバーのクラスを選択したのであれば、どれであっても満足できるでしょう。
どうしても忘れやすい変換プラグは予備を持っておこう!
大事な大事な変換プラグも載せておきます。
高クラスのヘッドホンなら、基本的に変換プラグは付属品として付いてくるとは思いますが、この変換プラグは意外に『忘れやすい』ものなんですよね。
その理由は、家でただプレイヤーにつないで聞くだけという扱いの場合、フォーン端子が付くという機器が少ないからです。
DJ機材ではない大抵の音楽機器は3.5mm端子のみしか付いておらず、そのような機器で音楽を聞こうとすると、ヘッドホンの端子から変換プラグを取って、3.5mmにして聞くことになります。
ところがこれが罠になってしまい、DJをやる当日になって現場に行って意気揚々とヘッドホンを取り出してみたら「あ!しまったー!変換忘れたー!」となりやすいわけです。
もちろんそうならないように確認すればいいだけなのですが、これが、なかなかねw
で、そうした場合に備えて、予備の変換プラグをバッグなりなんなりに忍ばせておくというのが意外に大事だということです。
決して高価なものではないので、ぜひ『備えあれば憂いなし』で考えてみてください。
購入するときの注意点!
買ったあとに後悔しないように、以下のポイントを先にチェックしておきましょう!!
- 端子を確認する → ミキサー側の端子は大きいフォーン端子(3.5mm端子のみだと変換器が必要)
- コンパクトさ → 持ち運びが楽になるよ!
- あまりにも安価な製品 → すぐに壊れやすいです。
- やっぱこれからはBluetoothでしょ! → まだどのミキサーもコントローラーも対応していません。
- 開放型のヘッドホンでも良いよね? → 密閉型でないと反対に外の音が聞こえてしまいます。
ヘッドホンで良い音を聞くためのちょっとしたTIPS
これはDJだけでなく一般的なことなのですが、ヘッドホンを使う際に、ノートPCなどの音声端子に繋いだ音はあまりよくはありません。
それはノートPCはできるだけ薄く、軽量に作ることを目的の一つにしているため、音声部分はどうしても開発時にコストカットの対象に入ってしまうからです。
ですから、ヘッドホンを使う際は、可能であればPCのUSBから出力を受けられるアンプやオーディオインターフェースに繋いで聞いていただいた方が良いでしょう。
その方が良い音になります。
その理由は、PCから直接音声のデジタルデータを送ることが可能なためです。
そのデジタルデータを受け取ったアンプやオーディオインターフェースは、それをそのまま音声変換することになるので、それらに繋いだヘッドホンで聞けば思ってもいなかった真価を発揮できます。
これは比較的安価なヘッドホンでも高価なヘッドホンでも同様の効果が得られますのでお試しあれ。
ぜひあなたのヘッドホンが宝の持ち腐れにならないようにしていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらの中からあなたが気にいるヘッドホンがあったら幸いです。
残念ながら無かったらご自身で探してみてください。
ヘッドホンはここで紹介するより、もっとたくさんのものがあります。
それこそデザイン重視のものや、音質にこだわったものなど多種多様です。
ちなみに、私が色々とヘッドホンを調べた結果分かったことなんですが、比較的低価格なものは早々に生産終了になりやすいです。
その理由は、コストの問題や開発・生産のサイクルパターンが大きく影響していると思います。
一方、比較的高価格帯な1万円以上、言ってしまえば1万5千円以上の機種になってくると、生産終了という文字は影を潜め、ロングセラー化する傾向にあります。
これは、生産コストの回収目標が高いことと、また、高級機として妥協のない開発がおこなわれていることもあって、新機種を開発する必要がないという判断からの理由なはずです。
コストについてはメーカーの問題なのでここでは置いておきますが、あなたが価格帯と天秤にかけた際に、妥協のない開発で作られた製品が手に入ると考えられれば、そこは高価な製品であってもおそらく後悔はしないはずです。
高価だということは、それだけ壊れにくいという裏返しにもなるので、自らが誤って壊すということをしなければ5年、10年と長期間の使用にも耐えられるでしょう。
さらに言えば、そのヘッドホンが高級機であるがゆえに壊れにくいというユーザーからの信頼感を得られているのであれば、それはつまりユーザー数が増加しているということに直結するので、高級機開発のサイクルパターンはさらに鈍化傾向になり、市場にも留まることになります。
それが意味することは、そのヘッドホンのブランド力が増すこと、仮に壊れたとしても修理に出しやすいということ、気にいった商品ならば同じ機種を買い続けるということができるということです。
高級機はただ「高い」という判断をしてしまう前に、高いということは「ちょっとやそっとでは壊れないぞ!」というメーカーの威信や確信もあるわけなので、それなりにお金を出して購入してみるのもアリだと思います。
今後のDJ活動を視野に入れた場合でも、ただ音楽を聴くというだけであっても、あなたの納得できる選び方をしてみてくださいね!